Jungle Fire! / Pucho & The Latin Soul Brothers Prestige '69 ティンバレス奏者、ヘンリー”プーチョ”ブラウン率いるラテン・ソウル・ブラザーズの、プレスティッジからリリースしたラテン・ジャズ・ファンク/レア・グルーヴ傑作『Jungle Fire!』。本作の最大のトピッ ...

Eroica / Wendy & Lisa Virgin '90 レヴォリューションのメンバーとしてプリンスと活動を共にしたウェンディ&リサの2人。『Dirty Mind』の頃からプリンスのバンドに加わったリサ・コールマンが、旧知のギタリスト、ウェンディ・メルヴォワンを誘い、再編されたバンド=レ ...

クラヴィネットの音が好きだ。ワウ・ギターやスラップ・ベース、パーカッションなど、ファンキーなサウンドを体現する楽器/奏法はいろいろあるけれど、個人的にはクラヴィネットの音にどうしようもないファンクネスを感じてしまう。軋みをあげトグロ巻くように音を立て、爬 ...

Funk Your Head Up / Ultra Magnetic M.C.'s Polygram '92 クール・キース、セッド・ジー、TRラヴ、モー・ラヴの4人からなるブロンクスのヒップホップ・グループ、ウルトラ・マグネティックMCズ。88年の1stアルバム『Critical Beatdown』は、当時ブロンクスで唯1人サンプ ...

Joey / Little Beaver Cat '72 マイアミのギタリスト、リトル・ビーヴァーの1stアルバム『Joey』。ベティ・ライト「Clean Up Woman」をはじめ、多くのマイアミ産ソウルで印象的なギターを披露してきたウィリー・ヘイルが、リトル・ビーヴァーの名前でリリースした本作は、 ...

Soul Sistah / Marva King Expansion '06  97年~99年頃にプリンスのNPGに加入(アルバムで言えば、『Newpower Soul』と『Rave Un2 The Joy Fantastic』)、その後、2007年頃に再加入した女性シンガー、マーヴァ・キング。そのキャリアは以外に古く、81年には1stソロ・ア ...

Gimme Your Hand J-B! P-Vine '89 本作はJB主宰のピープル・レーベルを中心に、70年代前半のJBプロダクションによる録音を纏めた編集盤。ピープルと言えば、まずはJB'sということになるのだが、ここではJB’s名義の曲は外し、ソロ・シンガーやヴォーカル・グループに焦点 ...

あれから1年。この1年はプリンスの曲を浴びるように聴きまくった。こんなにたくさんプリンスの曲を聴いたのは、プリンスに初めて出会った中3の時以来だ。もちろん、これまで30年近くずっとファンを続けてきて、新譜が出れば必ず手に入れてきたけれど、90年代の改名期の作品は ...

昨日のエントリーが、ちょうど1000枚目のディスク・レビュー。僅かながらディスク・レビュー以外の投稿もあるので、全体の記事数は1000を超えていますが、ブログ開始当初の目標だった1000レビューに到達したということで、ちょっとした達成感に浸り中。2014年2月のスタートか ...

Touch Of Soul / Art N' Soul Big Beat '96 トニ・トニ・トニのティモシー・クリスチャン・ライリーのプロデュースした3人組ソウル・バンド、アートゥン・ソウル唯一のアルバム『Touch Of Soul』。トニーズの最終作となった『House Of Music』と同時期のリリースとなった ...

La Clave Verve '73 サンフランシスコのラテン・ジャズ・ファンク・グループ、ラ・クラーヴェの唯一のアルバム。カル・ジェイダーのバンドや、コールド・ブラッドのメンバーらが参加しているようで、映画音楽の大家、ラロ・シフリンもお忍びで参加。アルバム1枚で終わって ...

Living In The Streets 2 More Wah Wah Jazz,Funky Soul,And Other Dirty Grooves BGP '01 英BGPのファンク/レア・グルーヴ・コンピレーション・シリーズ『Living In The Streets』の第2弾。今回もゲットーの路地裏感溢れる黒いファンク/ジャズ・ファンク/レア・グル ...

Soul Makossa / The Mighty Tom Cats Paul Winley '74 ポール・ウィンリー・レコードはスモーキン・ジャズ・ファンク/レア・グルーヴ盤の『Harlem Underground』をリリースした、何とも怪しげなマイナー・レーベルだが、この素性不明のバンド、マイティ・トム・キャッツ ...

Feel U Up(Long Stroke) / Prince Paisley Park '89 「Partyman」の12インチ・シングルB面曲。こちらは正真正銘のカミール・ヴォイスで、お蔵入りした『Camelle』にも収録予定だった曲。「Partyman」と同タイプの非常にタイトに締まったファンク・ナンバーで、これが結局 ...

Find A Friend / Kaygee's Gang '76 ロバート&ロナルド・ベルの実弟、ケヴィン・ベルを中心としたクール&ザ・ギャングの舎弟バンド、ケイジーズの2ndアルバム『Find A Friend』。前作『Keep On Bumpin' & Masterplan』は、クール&ザ・ギャングからジャジーな音楽性を抜 ...

Scarlet Pussy / Prince Paisley Park '88 「I Wish U Heaven」の12インチ・シングルB面曲。何故かカミール名義になっているが、リード・ヴォーカルを取るのはシーラEで、プリンスは例のピッチの高いカミール・ヴォイスではなく、逆にピッチの低いくぐもった声質でヴォー ...

Zombie / Fela & Afrika 70 Polydor '76 数多いフェラ・クティの作品の中でも、代表作の筆頭に挙げられるのが本作『Zombie』。完成された純度100%のアフロ・ビートを叩きつけてくる強力無比なアルバム。例によって全2曲だが、特にタイトル曲「Zombie」は凄まじい。張り裂 ...

Escape(Free Yo Mind From This Rat Race) / Prince Paisley Park '88 「Glam Slam」の12インチ・シングルB面曲。「Glam Slam」をスタジオでいろいろイジッてるうちに出来たような曲で、よりファンクはアップしている。やや軽量級のお遊びっぽい曲ながら、1曲の中に様々な ...

Wake Up! / John Legend & The Roots G.O.O.D. Music '10 ジョン・レジェンドとザ・ルーツがコラボレーションしたソウル・カバー・アルバム『Wake Up!』。レジェンドは、カニエ・ウェストやウィル・アイ・アムらがバック・アップしたメジャー・デビュー作『Get Lifted』は ...

丸屋九兵衛さんの新著は、これまた待望の殿下語り。殿下が“お隠れ”になって以降、ここ日本でも様々な関連書籍が出版され、いくつか購入してみたが、無条件に礼賛するばかりの内容のものも多く、中には夢見がちな文章が気持ち悪くなるようなブツもあった。そういった類の書 ...

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