Maybe Tomorrow / Jackson 5  Motown ’71 ジャクソン5の4thアルバム『Maybe Tomorrow』。デビュー以来快進撃を続けたジャクソン5も、本作をリリースする頃になると、ヒットの規模もやや縮小し落ち着いてきた。本作も、デビュー作から続くザ・コーポレーションとの制作体 ...

First Flight / Crystal Winds Cash Ear '82 シカゴのファンク・バンド、ラスプーティン・スタッシュの残党を含むユニット、クリスタル・ウィンズ。唯一のアルバムとなる本作『First Flight』は、アーバン・メロウでジャジーなモダン・ソウル/AOR好盤。美しくロマンティ ...

BMR編集長・丸屋九兵衛さんの新著は、待望のPファンクをテーマにしたモノ。14歳でプリンスにヤラれ、17歳でPファンクにズッポリハマってしまった自分としては、ずっとQB氏に対して勝手にシンパシーを感じていたというか、それを通り越して尊敬や敬愛の念を抱いてきたのだけれ ...

Go All The Way / The Isley Brothers T-Neck '80 70年代をトップ・ファンク・バンドとして駆け抜けたアイズレーの、80年代の幕開けとなるアルバム『Go All The Way』。78年の『Showdown』あたりから、ディスコ時代に対応かつ対抗すべく、ソリッドでダンサブルなファンク ...

The Champ / The Mohawks Pama '68 エリックB&ラキム「Eric B Is President」、ビッグ・ダディ・ケイン「Smooth Operator」、メイン・ソース「Large Professor」、ロード・フィネス「Return Of The Funky Man」、ガイ「Groove Me」etc...。これらの楽曲で鳴り響くファンキ ...

Soul Survivor / Pete Rock Loud '98 94年の『The Main Ingredient』をもってC.L.スムースとのコンビを解消したピート・ロックは、自主レーベル、ソウル・ブラザー・レコーズをエレクトラ傘下に設立。しかし、ピート全面プロデュースのINI『Center Of Attension』がお蔵入 ...

T-Connection Parlophone '78 バハマはナッソー出身の6人組ファンク・バンド、T-コネクション。ナッソーとは言っても、時は既に70年代末、ビギニング・オブ・ジ・エンドのような土地柄が強烈に臭うファンクではなく、アース・フォロワー的な中庸なファンク・バンドといっ ...

Mplsound / Prince NPG '09 『Lotusflow3r』『Elixer』とともに3枚セットでリリースされた『Mplsound』。ギターを中心に据えた『Lotusflow3r』、女性シンガーを前面に立て裏方に回った『Elixer』に対し、本作はMPLSOUND=ミネアポリス・サウンドのタイトルどおり、80年代 ...

Let Me Be Your Lover / Patterson Twins Commercial '78 ミシシッピ生まれの双子のパターソン兄弟、その名もパターソン・ツインズのレア盤として名高い、そして強烈過ぎるジャケットの本作『Let Me Be Your Lover』。ケブ・ダージが本作中の「Gonna Find A True Love」を ...

Ⅲ / The Gap Band Mercury '80 オクラホマ出身のウィルソン3兄弟によるファンク・バンド、ギャップ・バンドの通算5作目で、マーキュリーからの3枚目のアルバム。へヴィーで踊れるファンクと、メロウでエロいバラードの2本立てで80年代前半に人気を博したバンドで、チ ...

What's Going On / The Dirty Dozen Brass Band Shout! Factory '06 ダーティー・ダズン・ブラス・バンドの、マーヴィン・ゲイ『What's Going On』を曲順もそのままに全曲カバーした異色作。前年にハリケーン・カトリーナで甚大な被害を被った故郷ニューオリンズで、悲嘆 ...

Bustin' Outta The Ghetto / Carlos Malcolm AJP '70 パナマ生まれでジャマイカやニューヨークでも活躍したトロンボーン奏者、カルロス・マルコム。本作『Busttin' Outta The Ghetto』は、スカ/レゲエなどにベースを置きつつも、ファンク/ソウルに大幅に接近した作品で ...

Drop The Line / Trey Lewd Reprise '92 ジョージ・クリントンの子息、トレイ・リュードことトレイシー・ルイスのソロ・アルバム。既に70年代末頃からPファンクに帯同して活動していたようで、例の5枚連続でリリースされた未発表曲集にも、80年代前半に録音されたトレイシ ...

Tellin' It / Ann Peebles Hi '75 アン・ピーブルズの74年の名盤『I Can't Stand The Rain』に続く75年作『Tellin' It』。この頃になると、ハイ・サウンドもかなり洗練されてきて、成熟をやや通り越して水気の多い印象だが、それでも、ハワード・グライムスとホッジス3兄 ...

Show Time / Slave Cotillion '81 スレイヴの通算6作目のアルバム『Showtime』。バンドのイニシアティブを握っていた、フィアレス・リーダーことスティーヴ・ワシントンが前作『Stone Jam』を最後に脱退し、本作はスティーヴ・アーリントン主導で制作。中核メンバー脱退に ...

(For God's Sake) Give More Power To The People / The Chi-Lites Brunswick '71 シカゴの名門ヴォーカル・グループ、チャイ・ライツの代表作『(For God's Sake) Give More Power To The People』。ソングライター/プロデューサーとしても才能を発揮するリード・シンガ ...

Myron & The Works P-Vine '08 自作自演派のネオ・ソウル系シンガー、マイロンの3rdアルバムとなる本作は、オーバーダブ無しの生バンドによる一発録りという異色作。ミシェル・ンデゲオチェロ、ロバート・グラスパーといった凄腕を含むバンドは、少人数ならではのインティ ...

Bay Area Funk 2 Luv N' Haight '06 ラヴン・ヘイト編纂の西海岸ファンク・コンピレーションの第2弾『Bay Area Funk 2』。シリーズ初作の『Bay Area Funk』をまだ取り上げていないが、たまたまこちらの2作目を久し振りに聴き返したので、こっちを先にレヴュー。60年代末~ ...

Who's Gonna Save The World / Father's Children Numero '11 79年にマーキュリーからアルバム1枚を残したワシントンDCのバンド、ファザーズ・チルドレン。その79年作は正直あまり印象に残っていないのだが、ヌメロが発掘リリースした本作『Who's Gonna Save The World』 ...

Finders Keepers / Soul Children Epic '76 サザン・ソウル屈指のヴォーカル・グループ、ソウル・チルドレン。スタックスから4枚のアルバムをリリースした後、シェルブラ・ベネットが脱け、ジョン・コルバート、ノーマン・ウェスト、アニタ・ルイスの3人組となりエピック ...

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