game dames and guitar thangs
Game,Dames And Guitar Thangs/Eddie Hazel
 Warner '77

70年代後半に入ると、エディは度重なるトラブルとドラッグ禍で、レコーディングやステージからフェイド・アウト。このエディ唯一のアルバムも、収監中に一時保釈された時に録音されていたらしい。
そのせいか、Pファンクにしては珍しくカバー曲が多く、クリントンの仕事ぶりは何となくやっつけっぽい感じがしないでもない。と言っても、エディ自身は一切手抜き無し。『Standing On The Verge Of Gettin' It On』みたいな火の出るようなファンク・ロック・ギターを期待すると肩透かしを喰うが、表現力豊かな多彩なギター・プレイを楽しめる。
脇を固めるのは、ティキ・フルウッド、ビリー・ネルソン、バーニー・ウォーレルら、初期ファンカデリックの面子が中心。あの「California Dreamin'」のカバーは、原曲の面影などまるで無い、ブルージーでネチッこいスロー・グルーヴ。エディの歌も堪らなくソウルフル。ブライズのヴォーカルがクールに浮遊する「Frantic Moment」、疾走するギターがカッコいい「So Goes The Story」「What About It?」、これまたブルージーな「I Want You(She's So Heavy)」はビートルズ・カバー。ラストの「California Dreamin'(Reprise)」は、リズム・ボックス使いで『暴動』仕様のサイケデリック・ヘヴィー・スロー・ファンク。