what is it
What Is It/S.O.U.L.
 Musicor '71

Sounds Of Unity & Love、略してS.O.U.L.。
オハイオ州クリーヴランドで結成された4人組ファンク・バンド(後にメンバー交代&追加で5人組に)。彼らが残した2枚のアルバムは、どちらもレア・グルーヴ名盤として名高いが、どちらかと言えばこの1枚目の方が好きだ。

アルバムのオープナー「Down In The Ghetto」はダニー・ハサウェイ「The Ghetto」のカバー。ライヴ録音仕立てで、JB「Sex Machine」やウィルソン・ピケット「Land Of 1000 Dances」などのフレーズも折り込みつつ盛り上げる。テンプテーションズ「Get Ready」のカバーはグルーヴィーなファンクに改変。
「Burning Spear」はトグロ巻くようなベース・ラインのグルーヴにクールでヒップなフルートが舞う、ピート・ロック&C.L.スムース「Go With The Flow」でのサンプリングも強く印象に残るフルート・ファンク・クラシック。

ワッツ103rdストリート・バンド「Express Yourself」のカバー軽快なギター・カッティングとグルーヴィーなベースが絡むファンク・ナンバー。
「Soul」はハードに打ちつけるドラムスに歪んだギター、唾を飛ばしながら吹き散らかすフルートが強力なファンク・チューン。
ワウ・ギターがウネウネと漂うダークなスロー・ファンクの「Message From A Black Man」もテンプテーションズのカバーだが、終盤いきなりスライ「Stand!」にスイッチする謎展開。ラストのハービー・マン「Memphis Underground」のカバーも、もちろんフルートを大きくフィーチャー。