aint no bout a doubt it
Ain't No 'Bout-A-Doubt It/Graham Central Station
 Warner '75

GCSの代表作となる3rdアルバム。
冒頭の「The Jam」は圧巻の怪物ファンク。メンバーがそれぞれ順番にリード・ヴォーカルと担当楽器のソロを回し、最後にラリーが登場し轟音ベースを響かせて全てを掻っ攫うオレ様っぷり。紅一点のチョコレートの担当楽器がリズム・ボックスっていうのは流石に無理があるとは思うが。「Your Love」は少し古臭いタイプの穏健なバラードで、この曲がR&Bシングル・チャート1位というのは何だか意外な感じ。「It's Alright」は豪快なファンク・チューン、チョコレートがリードを取る、アン・ピーブルズのカバー「I Can't Stand The Rain」、タワー・オブ・パワー・ホーンズを従えたパーティー・ファンク「It Ain't Nothing But A Warner Bros. Party」、南部の安酒場風情のオールド・タイミーな「Ole Smokey」、重心の低いグルーヴが蠢くクールなファンク・チューン「Water」など、ファンクを中心に結構バラエティに富んだつくり。ラストの「Luckiest People」は、アルバムに必ず1曲は入る宗教がかった大仰なバラードで、この手の曲は個人的には好きじゃない。