texas thunder soul
Texas Thunder Soul 1968-1974/Kashmere Stage Band
 Now-Again '06

今はどうか知らないのだが、60~70年代には全米各地にハイ・スクール・バンドが存在し、そのなかにはレコード・リリースしたり、国内外をツアーで回るバンドもいたらしい。なかでも、テキサスのカシミア高校のブラス・バンドは最も有名で、何と8枚ものアルバムをリリース、70年代半ばには沖縄でも演奏したらしい。これはナウ・アゲインが編纂した未発表曲を含む2CDベスト盤で、若さ漲るビッグ・バンド・ジャズ・ファンクをお腹一杯楽しめる。
「Boss City」「Thunder Soul」「Dou You Dig It,Man?」など、分厚いホーン・セクションを前面に押し出したスリリングでグルーヴィーなジャズ・ファンク・チューンが鮮烈。カバー曲も多く、「Take Five」ファンク・ヴァージョンなんかも面白いが、やはりJBの影響力は絶大で、「Super Bad」に果敢に挑んでたり、「Keep Doing It」はJB's「The Grunt」だったりする。アイザック・ヘイズのカバーも「Do Your Thing」「Shaft」と2曲あり、オリジナルよりカッコいいかもと思ったり。その他、ルパン3世みたいな「Scorpio」、スライ「Thank You」のシングル・ヴァージョンとアルバム・ヴァージョンのそれぞれのカバーなどもいい。ディスク2は未発表ライヴ音源が中心で、ドライヴ感抜群のグルーヴィーな演奏を楽しめる。