funk power
Funk Power 1970:A Brand New Thang/James Brown
 Polydor '96

JBの長いキャリアの中でも、最も創造性に溢れ革新的なファンクを量産していた時期=ブーツィー擁するオリジナルJB's時代にのみフォーカスを当てた編集盤。必然的に『In The Jungle Groove』とカブっている曲が多くなるが、実はそのどれもがヴァージョン違い、別テイクだったりするので侮れない。また、JBの代表曲である「Sex Machine」「Super Bad」は『In The Jungle Groove』には入っていないので、やはりこの『Funk Power』も必携だ。
JBファンクの完成型「Sex Machine」はファンクの歴史においてもマイルストーン的な重要曲。アルバム『Sex Machine』収録の遅いテンポのロング・ヴァージョンも入っているのが嬉しい。JB屈指のスーパー・ストロング・へヴィー・ファンク「Super Bad」は、血管ブチ切れんばかりの御大のシャウトも強烈。『Motherlode』にも収録されていた「Since You Been Gone」は、クライドのドラムス、ブーツィーのベース、ジョニー・グリッグスのコンガが混然一体となったグルーヴがぐるぐるとトグロを巻く傑作ファンク。「Give It Up Or Turnit A Loose」は、終盤のコンガとJBのヴォーカルのブレイク部分が『In The Jungle Groove』よりも長い。「There Was A Time(I Got To Move)」は、『In The Jungle Groove』よりもややアップ・テンポでロッキッシュなヴァージョン。「Talkin' Loud And Sayin' Nothing」は15分弱、「Soul Power」は12分のロング・ヴァージョン。『In The Jungle Groove』ではモノラルだった「Get Up,Get Into It,Get Involved」はステレオ・ヴァージョンを収録。