giants of the organ in concert
Giants Of The Organ In Concert/Jimmy Mcgriff & Groove Holmes
 Groove Merchant '73

泥臭くファンキーなオルガンを弾かせたら右に出る者のないグルーヴ・マスター、ジミー・マクグリフと、その師匠筋にあたるリチャード・グルーヴ・ホルムズ、オルガン・ジャズの巨人2人の共演ライヴ盤。
それにしてもこのアルバムのドス黒さったら無い。ギトギト脂ぎってて、真っ黒けに煤けている。御大二人に加え、オドネル・レヴィら3人のギタリスト、ドラムスとパーカッションがガチンコでぶつかり合って生まれるグルーヴの濁流に成す術なく飲み込まれる。プレイヤーらはオレがオレがと前に出たがり譲ることをしないので、どの曲も必要以上にやたら長い、なかなか終わらない。何か褒め言葉になっていないが、ファンク好きには堪らなく美味しいアルバムだ。
1曲目の「The Preacher's Tune」から壮絶なグルーヴ地獄が展開される。オルガンとギターの鍔迫り合い、その間合いを縫うようにエッジを刻むパーカッション、ゴツゴツしたグルーヴが疾走する傑作ジャズ・ファンク・チューン。グルーヴィーな高速スウィング「Bean's」、アフロでラテンなイカしたソウル・ジャズ「Mozambique」、アルバム中唯一コンパクトにまとまった「Closing Theme」、とてもオルガンとは思えない太く重いベースがガッチリ支えるミッド・ジャズ・ファンク「Brown Bread」、泥臭いブルーズの「Talk To Me」、軽快な4ビートの「Boston Whaler」、ラストはこれも4ビートのソウル・ジャズ「Chopper」。