zapp 2
Ⅱ/Zapp
 Warner '82

ザップ/ロジャーの代表作と言ったらコレ。
ファンキーでポップで楽しい、ロジャー流ファンク・サウンドの完成型。
1曲目の11分超のミドル「Dance Floor」はザップの代表曲。ルーズでファンキーなギター・カッティング、ハンド・クラップを合わせた強力なファンク・ビート、変幻自在のトーク・ボックスでジワジワとグルーヴする。「Playin' Kinda Ruff」は、ボビー・グローヴァーがリードを取る肉弾ファンク。「Doo Wa Ditty(Blow That Thing)」はチャカチャカしたカッティング、ビシバシ打ち込むクラップにブルース・ハープが乗っかるカントリー・ファンク。ここまで3曲20分を超えるファンク攻めでもう足腰立たないが、後半(B面)はポップでキュートな「Do You Really Want An Answer?」で一息。曲調はポップでも、ボビーのディープな喉でソウルフルに染める。続く「Come On」はボビーが見事なファンク歌唱で煽る、黒く燃えるファンク・ボム。ファンク・バンドのシンガーとしては、あのグレン・ゴインズにも匹敵する実力の持ち主であることを、この1曲で十二分に知らしめてくれる。ラストはお約束のフュージョン・タッチのインスト「A Touch Of Jazz」。