bread alone
Bread Alone/Junie
 Columbia '80

ウェストバウンド期のオハイオ・プレイヤーズのブレインとして活躍後、70年代後半にはPファンク入りし、ファンカデリック「One Nation Under A Groove」「(Not Just)Knee Deep」の2大ヒットを生んだ異能ファンカー、ウォルター・ジュニー・モリソン。クリントンのクレジット操作に嫌気が差したか、70年代末にはクリントンとは付かず離れず、微妙な距離感を取りつつソロ活動を再開。この『Bread Alone』は、元ブライズのリン・メイブリィが参加しているのを除き、Pファンク人脈のクレジットは無いが、後期ファンカデリックのファンク・サウンドをベースにジュニーのストレンジな個性が満開。
「Love Has Taken Me Over(Be My Baby)」「Why」は、キュートでファニーな曲調と凝った展開の、ジュニーらしい佳曲。何気にアクセントになっているアコギの音は、他のPファンク作品にはあまりない特徴かも。脱力っぷりがハンパないタイトル曲「Bread Alone」は、レゲエを通り越してもはや音頭。アルバム中最もファンキーな「Funky Parts」は、途中でタンゴ調になるなどここでも凝った展開を見せる。Seaman First Class(Jock Rock)」は、海中を潜行するようなベース、大海原をイメージさせるゆったりしたグルーヴが気持ちいいミッド・ファンク。