Jungle bass
Jungle Bass / Bootsy's Rubber Band
 4th&B'Way 91

ブーツィーのソロ名義の『What's Bootsy Doin'?』を挟んで、82年のシングル「Body Slam!」以来9年ぶりに突如復活したラバー・バンド名義によるミニ・アルバム『Jungle Bass』。
ラバー・バンドの名称は使えないハズだが、「Body Slam!」にしてもそうだが、この後もニュー・ラバー・バンド名義の『Blasters Of The Universe』もあったりするので、ラバー・バンドの使用は法的にクリアされているのかもしれない。
本作はビル・ラズウェルとブーツィーの共同プロデュースとなっており、収録曲4曲は多少の色分けはあるものの、おおむねハウス・ミュージック/クラブ・サウンド的なアプローチが取られた企画モノといった趣き。生粋のPファンク・フリークにとっては物足りない内容ではあるが、ディー・ライトに絡んだりしていた当時のブーツィーの志向が反映した作品と言えるのかもしれない。参加ミュージシャンは、バーニー、レイザー・シャープ、マッドボーン、そしてホーニー・ホーンズの4人で、ラバー・バンドとは言ってもキャットフィッシュやキャッシュ、ピーナットらは関わっていないようだ。
アルバムの軸となる13分超の「Jungle Bass(Jungle One/Long Form)」は、4つ打ちビートの上にPファンク名曲のフレーズを随所に挟み込むサイバーなハウス。「Jungle Bass(House Of Bass Mix)」と「Interzone(Silent Hush-Hush Mix/Cyberfunk)」は、1曲目の別バージョンであまり大きな違いはない。「Disciples Of Funk(The Return Of The Funkateers)」はブーツィーがラップを披露するダンサブルなファンク・チューンで、なかではコレが最も真っ当なファンクに仕上がっている。