damn right i am somebody
Damn Right I Am Somebody/Fred Wesley & The J.B.'s
 People '74

ジャズ・ファンク路線のJB'sの最初の2枚は傑作だったが、ファンクの骨格を剥き出しにしたヘヴィー・ファンク・アルバムとなったこの3rdもまた傑作。JB御大の2枚組大作『Payback』と同じセッションで録音されたという触れ込みだが、やや単調で冗長な『Payback』よりも、このアルバムの方が締まりがあっていい。
JBのモノローグから始まるタイトル曲「Damn Right I Am Somebody」は、強力なギター・リフと迫力のホーン・セクションがビシっとキマる傑作ファンク。「Blow Your Head」は奇妙に這いずり回るムーグが強烈なインパクトを残すヘヴィー・ファンク。フレッドはこのムーグが気に入らなかったらしいが、この音を入れさせたJBの判断は正しかった。「I'm Payin' Taxes,What Am I Buyin'」はストップ&ゴーを繰り返す長尺ビッグバンド・ジャズ・ファンク。
グルーヴィーなミッド・ファンク・ジャム「Same Beat」、「Doing It To Death」タイプのロウ・ダウンなリズム・チューン「If You Don't Get It The First Time,Back Up & Try It Again,Party」、ストリングス入りの和やかなソウル・ナンバー「Make Me What You Want Me To Be」、「Going To Get A Thrill」もムーグ入りのイカしたレア・グルーヴ、ラストのマーヴィン「You Sure Love To Ball」のカバーは、ベチャベチャに猥雑な官能メロウ・グルーヴ。