carolina funk
Carolina Funk  First In Funk 1968-1977
 Jazzman/Now Again '08

ジャズマン/ナウ・アゲインのローカル・ファンク集のカロライナ編。
このシリーズ毎度のことながら、カロライナと言われてもどんな音なのか、俄かにはピンと来ないわけだが、おそらくこのシリーズ5枚中でも、最もドロドロにドス黒いのはコレか『Midwest Funk』のどちらか。何だか魑魅魍魎が蠢く闇の深淵を覗き見るような気分にさせられる傑作盤。
バンド名そのままに原始的、土着的なディープ・ファンクのプリミティヴ「Creation Of Music」からスタート。バンド名の響きとタイトルからして何かヤバい雰囲気がプンプン漂うガミス「Darkness」は、カッティングとワウの2本のギターの絡みが呪術的なドロドロのファンク・チューン。インナーソウルズ「Just Take Your Time」はクール&ザ・ギャング・タイプの粗削りなストリート・ファンク。キレキレのファスト・ファンクをカマすダイナマイト・シングルタリー「Super Good」、これもバンド名とタイトルで勝負アリのマングース「King Cobra」、JBのあの曲からインスパイアされたと思しきソウル・インポッシブルズ「Interpretation-Soul Power No.1」、地を這うベース・ラインがファンキー過ぎるカーリーン&グルーヴァーズ「Can We Rap」、まるで「Long Train Runnin'」なギターがご愛嬌なテンポズ・バンド「Ease It To Me」、下がっていくギター・リフのループが耳にこびり付くロイ・ロバーツ「You Ain't Miss It」、ホーン・セクションが吹き荒れるブラック・エクスペリエンス・バンド「The Road」、JB「I Can't Stand Myself」をもっと粗削りにしたようなソウル・ドリフターズ「Funky Soul Brother」、グルーヴィーに揺れるジャズ・ファンクのジェイムス・リース&プログレッションズ「Let's Go(It's Summertime)」、哀愁ソウルのポール・バートン「So Very Hard To Make It」、チープな感じが堪らないズンドコ・ファンクのウォーリー・ココ「Message To Society」、疾走感溢れるブラックバーズのカバーのブラック・エキゾティックス「Theme Of Blackbyrds」、ミディアム・ファンクのJD's「Funky Party Time」、ラストはダークなスロー・グルーヴのアルティメッツ「Progressive Movement」。