bay area funk
Bay Area Funk
 Luv N' Haight '04 

ラヴン・ヘイトのベイエリア産レア・ファンク・コンピレーション『Bay Area Funk』。
シリーズ2作目の『Bay Area Funk 2』を先にレヴューしたっきり、この1作目について取り上げるのをすっかり忘れていた。
久し振りに聴き返してみたが、67年から76年までの間にサンフランシスコやオークランドなどのベイエリア一帯で録音されたディープなファンク/ソウルを編纂した本作は、やはり非常に素晴らしい内容。本作と『Bay Area Funk 2』、そして同じくラヴン・ヘイトの編集盤『California Soul』あたりもあわせて、当時のアメリカ西海岸の空気を楽しみたいところ。

かつてJBレヴューに加わったことでも知られるシュガー・パイ・デサント「Git Back」からスタート。ブルージーなファンク・ナンバーのロジャー・コリンズ「Foxy Girls In Oakland」、イナタいノリのファンキーR&Bのジョニー・タルボット「Pickin' Cotton」、マーヴィン・ホームズは泥臭いミッド・ファンクの「Find Yourself」と、JBスタイルのファンキー・ソウル「Oomph」の2曲収録。
弱冠12歳のゴキゲンなシスター・ファンクのリトル・デニス「Check Me Out」、激しく掻き毟るワウ・ギターとドラム・ブレイクが強力なアポリス「What It Is」、シャープに切り込んでくるホーン・セクションが最高なジーニー・トレイシー「Trippin' On The Sound」、ユージン・ブラックネル&ニュー・ブリード「The Trip」はブレイク入りのベイエリア・ファンク・クラシック。
タイトルが最高にファンキー過ぎるグルーヴィーなミッド・ファンクのチャールズ・レオナード「Funky Driver On A Funky Bus」、荒っぽくダーティーなディープ・ファンクのアンフォゲッタブルズ「Sad Song」に、泥臭くロウなグルーヴが脈打つ「Too Much Trouble」。重量級のグルーヴがウネるドス黒いヘヴィー・ファンクのサンフランシスコTKO's「Herm」、ヴォーカル・グループ・スタイルでファンキーにキメるオニクス「Break It Loose」、ディープなジャズ・ファンク・チューンのPI-R-スクエア「Fantasy」、ラストのワイリー・トラス「The Feeling」はギター・カッティングがブルージーなファンキー・ソウル。