devil made me do it
The Devil Made Me Do It/Rasputin Stash
 Gemigo '74 

71年にコティリオンからデビューしたファンク・バンド、ラスプーティン・スタッシュ。そのデビュー・アルバムは、ファンクとサイケデリックなロック・テイストを混ぜ合わせた力作ではあったが、スライやファンカデリックのようには上手く行かず、消化不良気味だった。この2ndアルバムは、8人いたメンバーを4人にまで絞り込み、カートム傘下のジェミゴからリリース。信じられないほど酷いジャケットはかなりのマイナス・ポイントだが、内容はシカゴ的な洗練を感じさせるファンクの好作に仕上がっている。
「Ooh Baby」はドラムスがタイトにグルーヴを刻む、ネチッこいミディアム・ファンク。「I See Your Face」はシカゴ流儀でもてなしてくれる流麗なウィンディ・ソウル。ワウ・ギターがファンキーにウネるタイトル曲「The Devil Made Me Do It」、力強いストリート・ファンク「Hit It And Pass It」、グルーヴィーなメロウ・ソウル「I Can Feel Your Love Jones」、オーソドックスなシカゴ・ソウル・バラード「You're So Special」、ロウ・ダウンなファンク・チューン「Middle Man」、リズミックな「You Opened Up My Mind」、爽快なミディアム・スロウ「Giving 'Way My Love」など、佳曲多し。
英シーケルの再発版CDには、更にシングル・オンリーや未発表曲など10曲をボーナス収録。77年のシングル曲「Dance With Me」はPファンクからの影響が感じられる曲。78年のシングル曲「Booty march」は重心の低いスロー・ファンク。未発表曲は大した出来ではないが、なかではレゲエ風味のメロウ・グルーヴ「Sweet Vibe」はまずまず。