la connection
Now Appearing/LA. Connection
 MCA '82

ルイジアナ出身のファンク・バンドの唯一のアルバム。
ラリー・ブラックモン・プロデュース、キャメオのメンバーが全面参加ということで、アルバムは金太郎飴の如くどこをどう切ってもキャメオ印。弾力に富むリズムとソリッドなファンク・ビート、シャープなホーン・セクションは、そのまま『Alligator Woman』あたりのキャメオ・サウンド。リード・シンガーのロジャー・ハリスを中心としたヴォーカル・ワークもキャメオ色に染め上げる。ここまで徹底的にキャメオの方法論を踏襲されると、もはやこのバンドの個性などどこにも見当たらないが、当時のキャメオの諸作と並ぶ傑作なのは間違いない。
「Your Love Takes Me Out」をよりソリッドに仕立て直したような「Burn Me Up」、ナスティーな女性コーラスとキレまくるカッティングが最高な「Shake It」、キャメオ・マナー横溢のこの2曲は特にいい。他にも、シンセ・フレーズがミネアポリス風の「Jealousy」、ギターが前に出た「Get It Up」、「Come Into My Heart」は後の「She's Strange」を彷彿とさせるようなクールでイカツいミッド・ファンク。
スロウは「Promise Me」「I'll Find Away」の2曲。ともに、キャメオ流のあのチョコレート色のコーラス・ワークに彩られた絶品スウィート・バラード。