wheedles groove
Wheedle's Groove Seattle's Finest In Funk & Soul 1965-75
 Light In The Attic '04

シアトルの知られざるファンク&ソウルのレア音源をコンパイルした、ライト・イン・ジ・アティック入魂の1枚。
例によって無名のバンド、シンガー達が吹き込んだ埋もれたお宝の数々をサルヴェージ。埃まみれで黒光りする濃厚ディープなグルーヴを堪能できる優良盤。
ブラック&ホワイト・アフェアの2曲「Bold Soul Sister,Bold Soul Brother」「A Bunch Of Changes」は、荒削りなダーティー・ファンク。クッキン・バッグ「This Is Me」「The Song I Sing」はウネるファンク・グルーヴが相当カッコいい。コールド・ボールド&トゥギャザーの「(Stop)Losing Your Chances」「Somebody's Gonna Burn Ya」は土煙り巻き上げるダスティ・ファンク。スライ「Thank You」を参照したようなロビー・ヒルズ・ファミリー・アフェア「I Just Want To Be(Like Myself)」、グルーヴィーなブロハム「Nothing In Common」、タイトなミッド・ファンクのアナコンダ「Wheedle's Groove」、オルガンとギターのグルーヴが渦巻くジャズ・ファンクのソウル・スウィンガーズ「Ca'-Ba'-Dab'」と、荒くれグルーヴの連打。オヴァートン・ベリー・トリオのドープな「Hey Jude」カバー、気持ちよく揺れるミディアム・ソウルのパトリネル・ステイトン「Little Love Affair」あたりもいい。
サブ・タイトルに1965-75と銘打ってあるのに、何故か最近の音源も3曲収録。98年のミスターホームズ&ブラザーフッド「Thrift Store Find」はへヴィーなスロー・ファンク、ファンク・ビートが疾走するクラレンス・マーク・エクスプレス「Runaway Train」は2001年、アブストラクトなファンク・トラックのシャープシューターズ「Balek」は2003年録音。いずれも、シアトルの地下に今も脈々とファンクが蠢いていることを感じさせてくれる。