bobby boyd congress
Bobby Boyd Congress
 Boyd & Abel '71

この臭ってくるようなジャケットからして黒いファンクネス滴る、ボビー・ボイド・コングレスのレア盤。
ヴォーカル/サックスのボビー・ボイドを中心にニューヨークで結成、その後フランスに渡り録音されたのが本作。アルバム・リリース後、ボイドは早々にアメリカに帰国、パリに置き去りにされたバンドの残党はラファイエット・アフロ・ロック・バンドへと移行する。本作は、ラファイエット名義で聴けるようなアフロ志向ではなく、当時のアメリカの多くの黒人バンド同様、JBやスライを範とするファンク/ソウル。所詮はB級だが、この粗削りでドス黒いファンク・グルーヴは、好きモノには堪らなく美味。
咆哮するホーン・セクション、シャウト交じりの女声ヴォーカルの強力なへヴィー・ファンク「Straight Ahead」、へヴィーなジャズ・ファンク・ロック「In A Toy Garden」、グルーヴィーな哀愁ソウル「In A Strange Strange Land」、ジャジーなピアノとヴァイブで弾き語るスロウ「I'm Undecided」、へヴィーにトグロ巻くベース・ラインとホーン・セクションが突進するハード・ドライヴィンなファンク「Train」、爽快なポップ・ソウルからグルーヴィーなファンクに展開する「It's Good To See Your Face Again」、女性シンガーによるファンキー・ソウル「Are You Gonna Stay He While」、タイトにグルーヴするミッド・ファンク「Dig Deep In Your Soul」、メロウな歌モノ「Bright Flowers」と、全曲楽しめる。