time capsule
Time Capsule/Weldon Irvine
  Nodlew '73

ニーナ・シモンとの活動で知られる鍵盤奏者、ウェルドン・アーヴィンは、70年代に入るとソロ・アーティストとしてリーダー作をリリース。これは自主レーベルからリリースした2ndアルバム。後にRCAからリリースした『Cosmic Vortex』以降のコズミック・ジャズ・ファンク路線もいいが、ニュー・ソウルとも深く繋がった知的な佇まいの本作もまた格別。気難しい性分の人だったようで、衝動的な拳銃自殺という最期を遂げてしまうのだけれど、そういったメンタルな部分の危うさのようなものは、作品からも何となく感じ取れる。
冒頭のタイトル曲「Time Cupsule」は、エレピをバックにしたモノローグ。「Feelin' Mellow」はタイトル通りの清々しいメロウ・ソウル。ミディアム・ジャズ・ファンクの「Soul Sisters」、ラテン・ジャズ・グルーヴの「Deja Vu」、ファンキーなリズム渦巻く「Watergate・・・Don't Bug Me!」、ウッド・ベースとメロディカの4ビート「Spontaneous Interaction」、ラストはビートの立ったジャズ・ファンク・チューン「Bananas」。