soul survivors
Soul Survivors
 TSOP '74 

ホワイト・ソウル・バンド、ソウル・サヴァイヴァーズの3rdアルバム。
前2作から大幅にメンバー・チェンジ、中心メンバーのチャールズ&リチャードのインガイ兄弟を残し、他の5人は本作からの加入で、あのニール・ラーセンもメンバーに名を連ねる。また本作はフィリー・インター傘下のTSOPからリリース、バンドとギャンブル&ハフの共同プロデュースによるシグマ録音で、フィリー・ソウルを特長付けるストリングスやホーン・アレンジに彩られたブルー・アイド・ソウルの傑作。
小気味いいグルーヴ感を醸す演奏に加え、インガイ兄弟によるヴォーカルもなかなか。同じ白人バンドでも、アヴェレイジ・ホワイト・バンドのアラン・ゴーリーやヘイミッシュ・スチュワートのような白っぽい歌ではなく(それはそれでイイのだが)、適度に黒っぽいフィーリングを携えている。躍動感溢れる「What It Takes」、ラテン調のピアノとパーカッションが効いたグルーヴィー・ソウル「Everything's Changing」、フィリー・ソウルの旨みが凝縮されたような素晴らしいミディアム「City Of Brotherly Love」、ファンキーな「Beedo」、気持ちいいグルーヴのミディアム・ソウル「Start All Over」「Best Time Was The Last Time」、陽気なアップ・ナンバー「Over My Head」、翳りのあるメロディで疾走する「Soul To Soul」あたりが好み。「Virgin Girl」「Lover To Me」といったバラードもなかなか聴かせる。