delights of the garden
Delights Of The Garden/The Last Poets with Bernard Purdie
 Douglas '77 

ストリート詩人集団、ラスト・ポエッツがバーナード・パーディーを起用して制作したアルバム。
ポエッツとパーディーの連名となっていることからも分かるとおり、パーディーのグルーヴ・マスターっぷりが本作を傑作たらしめる大きな要因。ウネるジャズ・ファンク・サウンドを自在に乗りこなすポエッツの肉声は、時にクールに凄味を利かせ、時に抑揚豊かに物語る。パーカッシヴに言葉を叩きつけてくる様は非常に音楽的であり、もはやポエトリー・リーディングと言うより、ラップの源流と言うべきものだ。
グルーヴィーに疾走する「It's A Trip」、ミドル・テンポのジャズ・ファンク・チューン「Ho Chi Minh」、パーディーのダチーチーが炸裂しまくりの「Blessed Are Those Who Struggle」は、ドラムスとポエッツのラップのみの曲で、すべての音がパーカッシヴに叩きつける。リズム・ギターがファンキーに絡む「The Pill」、タイトル曲「Delights Of The Garden」はグルーヴしまくるドラムス&ベースに乗っかるクールなラップがカッコいい。「Be」「Yond」「Er」の3パートからなる組曲「Beyonder」は19分にわたって気持ちいいグルーヴをキープ。