monster jam from sugarhill
Monster Jam From Sugarhill
 P-Vine '92 

Pヴァイン編纂の、シュガーヒル・レーベルのシングル曲等をコンパイルした編集盤。
80年代前半の、いかにもシュガーヒルなオールド・スクール感バリバリのファンクが満載で、これは非常に楽しい。
リック・ジェイムス風ファンク・ナンバーのセコウ・バンチ「Can't Stop Loving You」、シンセサイズドなダンス・チューンのファイン・クォリティ・フィーチャリング・キャズ「Ahh Dance」、レーベルの顔役、シュガーヒル・ギャングの「The Lover In You」はビッグ・ダディ・ケインの同名曲で流用された曲。ウェスト・ストリート・モブの2曲、スライ「Sing A Simple Song」のカバーと「Ooh Baby」は、トーク・ボックス使いでザップ風ファンクに改変。ファラーリ「Let Your Mind Be Free」もトーク・ボックス入りで、当時ロジャーの影響力がいかに大きかったを物語る。スプーニー・ジーとシークエンスの共演曲「Monster Jam」は、まさにオールド・スクール・スタイルのファンク・ラップで最高。ブラザー・トゥ・ブラザーの曲も「Monster Jam」というタイトルだが、エレクトロなへヴィー・ファンクでカッコいい。クレイグ・テリー「Trust In My Love」は打ち込みトラックのアーバンR&B、ポジティヴ・フォース「We Got The Funk」はダンス・クラシックとしても名高いファンク名曲。