love aint nothin but a business goin on
Love Ain't Nothin' But A Business Goin' On/Junior Parker
 Groove Merchant '71 

40年代末から活動を開始したブルースマン、ジュニア・パーカーがグルーヴ・マーチャントからリリースしたアルバム。
ジャケットもファンキーで最高な本作、ジャズ・レーベルからのリリースということもあって、ブルースと言うよりも、ファンクやソウルの旨味たっぷりのグルーヴィーなアルバム。特にドラムスとベースのリズム隊の、重量感のあるコッテリ脂っこいグルーヴが非常に美味。パーカーはこの年に脳腫瘍のため39歳の若さで亡くなったとのこと。
ドラムスとベースの黒く太いノリがカッコいいスロー・ファンキー・ブルーズのタイトル曲「Love Ain't Nothin' But A Business Goin' On」、グルーヴィーにウネるファンク「The Outside Man」、ストリングス入りのブルーズン・ソウル・バラード「Darling Depend On Me」、ビートルズ「Taxman」のカバーもユルくファンキー、臭みたっぷりの実に黒い仕上がり。余裕たっぷりのグルーヴがイカす「The River's Invitation」、ムーディーでポピュラー調のバラード「I Wonder Where Our Love Has Gone」、軽快なシャッフル「Just To Hold My Hand」、ソウルフルに歌い上げるスロウ「You Know I Love You」、ラスト2曲はまたもビートルズ・ナンバー。「Lady Madonna」は気怠くファンキーに、「Tomorrow Never Knows」は渋くキメる。