lovin feeling
Lovin' Feeling/Phil Upchurch
 Blue Thumb '73 

フィル・アップチャーチのブルー・サムからの2枚目のアルバム。
前作『Darkness Darkness』は、ニューソウル・テイスト濃厚なアナログ2枚組大作だったが、本作もニューソウルからの影響大。特に本作では、同時期のカートムっぽいサウンドの印象が強く、骨太にリズムを刻むギターと、あの特徴的なヴォリューム・ペダル使いの絡みは、アップチャーチがギターで参加した同年リリースのカーティス・メイフィールド『Back To The World』との親和性が高い。
その『Back To The World』にも収録されたアップチャーチとカーティス共作の「Keep On Trippin'」は、カーティス版同様に柔らかくメロウなソウル・ナンバーで非常に気持ちいい。グルーヴィーなソウル・ジャズ「Another Funky Tune」、ジャジーでメロウなキャロル・キングのカバー「Being At War With Each Other」、「Sitar Soul」はエレクトリック・シタールがサイケでファンキーなグルーヴを醸すジャズ・ファンク。ライチャス・ブラザーズ「You've Lost That Lovin' Feelin'」は軽快なポップ・ソウル・ジャズ。メロディアスなミディアム・スロウ「I Still Love You」、ファンキーに疾走する「Washing Machine」、ラストの「You've Been Around Too Long」もキャロル・キングのカバーで、これもファンキーにキメてくれる。