shining
Shining/Funkshone
 Skyline Recordings '08 

UKのディープ・ファンク系バンド、ファンクションの1stアルバム。
ドラムスのマイク・バンドーニを中心に結成されたバンドで、その為か、ドラムの音がやたら馬鹿デカい。他の現行ファンク・バンドと比較しても、そのラウドでヘヴィーなドラムの鳴りは段違い。ほとんどの曲でドラム・ブレイクをこれでもかと叩き込んでくる、反則ギリギリのファンク攻め。ドラムに引っ張られて、バンド全体のテンションも異様なほど前のめり。粗削りでド直球なヘヴィー・ファンクの連打は、ファンク好きには堪らない。
タイトルからファットバック・バンドを連想する「Let The Drums Speak」は、カバーではなくオリジナル曲。いきなりの激重ファンクにブッ飛ばされる。女性ヴォーカル入りの「The Raw」「Deeper Love」といった曲でも主役はドラムス。JB「Soul Power」のベース・ラインを引用したウネリまくる重量級ファンク「Soulfood」、分厚いホーン・セクションに打ち鳴らされるカウベル、ウネるワウ・ギターとファンキーに舞うフルート、ハード・ヒッティンなドラムスのグルーヴィーなファンク「Purification」、へヴィー・ウェイトなディープ・ファンク・チューン「Droppin'」、暴走機関車の如く突っ走るファスト・ファンク「Run For It!」、グルーヴィーなオルガンがイカすジャズ・ファンク「Stop The Bus」、ミーターズっぽいドロドロでゴリゴリのファンク「The Strut」、トグロ巻くベース・ラインが強力グルーヴィーな「Wired」、パーカッションが効いたブラックスプロイテーション風のスリリングなファンク「Hotwheels(The Chase)」など、剛球ファンクを遠慮なく投げ込んでくる。
更に、カバー曲のセンスもド直球でブラックバーズ「Blackbyrds Theme」、ロイ・ポーター「Panama」、ジャクソン・シスターズ「I Believe In Miracles」と、これは反則だろと言いたくなるような選曲で、カッコいいとしか言いようがない。