soul is
Soul Is.../Pretty Purdie
 Flying Dutchman '72 

ジャズ/ソウル界のNo.1セッション・ドラマー、バーナード・パーディー。
参加したレコーディングは膨大な数に上り、数多のセッション現場でその個性的なプレイを刻み付けてきた稀代のグルーヴ・マスター。そんなパーディーが何故か長嶋ばりにプリティを名乗り、プレスティッジに何枚かのリーダー作を残した後、フライング・ダッチマンからリリースしたのが本作『Soul Is...』。コーネル・デュプリー、ジェリー・ジェモット、リチャード・ティー、ラルフ・マクドナルドらによる演奏は、アルバム・タイトルのとおりソウルフル。ニュー・ソウルからの影響も多分に吸収したメロウでグルーヴィーなジャズ・ファンクが心地よい。
アルバム冒頭の「What's Going On」と「Ain't No Sunshine」を繋いだ絶品メロウ・グルーヴは気持ちいいことこの上ない。パーディーがヴォーカルを取るニュー・ソウル調「Don't Go」、ブラックスプロイテーション風のスリリングなハイ・ハット・ワークがイカす「Good Livin'(Good Lovin')」、アレサ・フランクリンの「Day Dreamin'」は、オリジナルでもパーディーが叩いていたが、ここでは原曲に忠実なカバーで、極上のメロウ・グルーヴ。アレサ賛歌「Song For Aretha」は、パーディーの上手くはないが熱いヴォーカルがアレサ愛迸る暑苦しい曲。クルセイダーズの「Put It Where You Want It」も原曲に近い雰囲気の土臭いジャズ・ファンク。やたらカッコいいタイトルの「Heavy Soul Slinger」は、パーディー・シャッフル炸裂のジャズ・ファンク。例のダチーチーを惜しげもなくブッ込んだ贅沢な一曲。