live at the sex machine
Live At The Sex Machine/Kool & The Gang
 De-Lite '71 

クール&ザ・ギャングの2ndアルバムとなるライヴ盤。
次作もライブ盤『Live At P.J.'s』と、デビュー直後から立て続けにライヴ盤をリリースしており、ライヴ・パフォーマンスに余程自信があったことが窺える。『Live At P.J.'s』がアレンジ・演奏とも比較的かっちりと整理された印象を受けるのに対し、本作は若さが暴発した粗削りな演奏、ヤクザなストリート・ファンク剥き出しの黒く生々しいグルーヴ。お世辞にも録音状態は良いとは言えないが、何か不穏なムード漂う煙たい空気感がヤバい。
アルバムは、1曲目の「What Would The World Be Like Without Music/Let The Music Take Your Mind」から、太くドクドクと脈打つファンク・グルーヴがのた打つ。バカラック・ナンバーをくすんだメロウネスのジャズ・ファンク「Walk On By」、レア・グルーヴ・クラシックの「Chocolate Buttermilk」、デルフォニックスのカバー「Trying To Make A Fool Of Me」、軋みを上げるカッティングと分厚いホーン・セクションが最高なファンク・チューン「Who's Gonna Take The Weight」、グルーヴィーなベースが走り、スリリングなホーン・アレンジが冴えるジャズ・ファンク「Pneumonia」、ジャジーな「Wichita Lineman」、ウネるグルーヴのスライ「I Want To Take You Higher」のカバー、路地裏の饐えた臭い立ち込めるゲットー・ファンク「Funky Man」、ラストはムーディーなジャジー・スロウ「The Touch Of You」。再発CDにはボーナス・トラック「Kool It(Here Comes The Fuzz)」が収録されているが、これがまたカッコいいジャズ・ファンク・ナンバー。