hang on in there baby
Hang On In There Baby / Johnny Bristol
 MGM '74 

モータウンなどで作曲家/プロデューサーとして華々しい実績を残したジョニー・ブリストルが、歌手としてリリースした1stアルバム『Hang On In There Baby』。
満を持してリリースした自身のリーダー作だけに、アルバム収録曲は粒揃い。瑞々しいメロディの楽曲を支える演奏は、ニュー・ソウル的なグルーヴィーでメロウに揺れるサウンド。ブリストルの粘っこくダンディなヴォーカルは好みの分かれるところだろうが、個人的には嫌いじゃない。歌が技巧的でない分だけ、かえってメロディの良さ、楽曲の良さが引き立っていると言えるのかも。
アルバムの幕開けは「Woman, Woman」。マーヴィン・ゲイやカーティス・メイフィールドを意識したような、緊張感を煽るニュー・ソウル・グルーヴ。ジワジワと気分が盛り上がったところで、タイトル曲「Hnag On In There Baby」へ。大ヒットを記録したこの曲、昂揚感溢れるメロディとアレンジのセンスがやはり素晴らしい。その後もスロウの「Reachin' Out For Your Love」」「Take Care Of You For Me」「It Don't Hurt No More」、これもニュー・ソウルっぽいグルーヴィーな「You And I」、粘っこいファンクネスが滲む重めの「I Got Your Number」、グルーヴィーに疾走する「Memories Don't Leave Like People Do」など、良曲揃いの好作。