stunts blunts hip hop
Stunts,Blunts & Hip Hop / Diamond & The Psychotic Neurotics
 Mercury '92 

ニューヨーク・アンダーグラウンドの顔役、ディギン・イン・ザ・クレイツの頭目であるプロデューサー/トラック・メイカー、ダイアモンドDの1stリーダー作。
ダイアモンドは70年代末頃には早くも活動を開始していたと言うから、10数年にも及ぶ下積みを経て、ようやくリリースしたアルバムということになる。ソウル/ファンク/ジャズのサンプリングを駆使したトラックは、例えばピート・ロックほど洗練されてはいないが、スモーキーで温かみのあるグルーヴ、埃っぽいラグドで骨太なビートは、この時代のヒップホップの魅力を余すことなく体現している。ダイアモンド自身のイナタいラップもなかなか味がある。
クール&ザ・ギャング「Who's Gonna Take Weight」「N.T.」をサンプリングした「Best Kept Secret」、スカル・スナップス「It's A New Day」の定番ビートにタワー・オブ・パワー「Sparkling In The Sand」のウワものを合わせた「Sally Got A One Track Mind」、ジープなトラックのショウビズ・プロデュース曲「Step To Me」、ブランド・ヌビアン・ネタの「Fuck What U Heard」、もっさりしたノリのミドル「Check One,Two」、またも「Who's Gonna Take Weight」に加えスライ「You Can Make It If You Try」をサンプリングした「What You Seek」など、クラシック多数の良作。