at rozys
At Rozy's / The Meters
 Reg Associates '81 

ブート臭いアルバムだが、アマゾンでも取り扱いがあるし、普通に流通してるっぽいので一応正規盤ということでいいのだろうか。
76年12月のライヴ音源を81年になってリリースしたもので、聞き覚えのないレーベルだし、ミーターズ解散後数年経ってリリースされているので、メンバーの関知しないところで世に出たと思われ、バンドのディスコグラフィに加えるのは憚られるアルバムではある。
近い時期のライヴ音源として、92年に出た『Uptown Rulers:Live On The Queen Mary』があるが、そちらがやや耳に痛い音質だったのに比べて、こちらは籠もり気味。お世辞にも音質がいいとは言えないが十分に聴けるレベル。何より、70年代のミーターズの貴重なライヴ音源、収録は全5曲と物足りないが、内容自体は素晴らしい。
速いテンポで演奏される「Chicken Strut」、「A Minor」は『Fire On The Bayou』収録のフュージョン調インスト曲「Middle Of The Road」のことで、ここではシリルのパーカッションがかなり効いたグルーヴィーなアフロ・ジャズ・ファンクになっている。ニュー・バース「Wild Flower」のカバーは、アートの哀愁溢れる歌にグッとくる。「Feel So Good」はグリッティなファンク・ジャムで非常にカッコいい。ここでヴォーカルを取っているのはジガブーだと思うのだが、あの激重ドラムを叩きながら歌ってるのだからスゴい。「Mardi Gras Mambo」は陽気なニューオリンズ・スタイル。