crying for love
Crying For Love / Bridge
 FER '99 

77年にノーマン・コナーズ・プロデュースによるアルバム『Sharing』1枚を残すソウル・グループ、ヴァイタミンE。
そのメンバーであったドラマー、ポール・ティルマン・スミス関連の音源としては、個人的にお気に入りのベイエリア・ファンク・コンピレーション『Welcome To The Newsroom』に、ヴァイタミンE以前のファンク/レア・グルーヴな未発表曲が大量に収録されていたが、本作『Crying For Love』はヴァイタミンE解散後に結成したバンド、ブリッジの未発表曲集。
80年代初頭の録音と思われる本作、当時日の目を見なかったのが不思議に思えるぐらい、瑞々しくメロウなテイストを塗した良質なモダン・ソウル集。スミスによって書かれた楽曲の数々は粒揃いで、80年代のソウル・ミュージックとしては最良の部類に入ると言っていいかも。
極上のミディアム・メロウ・ソウル「Crying For Love」、スペイシーなメロウ・ジャズ・ファンク・グルーヴ「Stella」、ほっこりミディアムの「From The Darkness To The Light」、ムーディーなスロウ「Fire Burning」、フレッシュなモダン・ソウル「Waiting Patiently」、「He Say,She Say Game」はどっしりとしたグルーヴのアーバン・ソウル。
モダンなミディアム・ダンサー「Sweet & Wonderful」、流麗なピアノが美しいメロウ・ソウル「No Where Love Affair」、秀逸な哀愁ミディアム「Rivers Of Love」、アーバンR&Bの「Turn To Love」、都会的なバラードの「Next To Me」、グルーヴィーなミディアム「Reach Out」、サックスが咽び泣くスロウ「Listen」など全曲楽しめる好盤。