done by the forces of nature
Done By The Forces Of Nature / Jungle Brothers
 Warner Bros '89 

アフリカ・ベイビー・バンバータ、マイクG、サミーBの3人からなるジャングル・ブラザーズの2ndアルバム『Done By The Foeces Of Nature』。
コレを買ったのは90年頃なので、ほぼリアルタイムで聴いたことになるが、コレとデジタル・アンダーグラウンド『Sex Packets』が初めて買ったヒップホップ・アルバムだった。2枚とも非常に気に入って、当時相当聴きまくっていたので、今でも思い入れの強いアルバム。
70年代ファンク/ソウルをサンプリングしまくったトラックは、ファンキーでどこか土臭い感触。アートワークからも窺えるようなアフロセントリックな志向は音からも感じられる。リリースから25年以上も経っているとは思えない、今でもガンガン聴けるヒップホップ・クラシック。
ファンキーなグルーヴで突っ走る「Beyond This World」からアルバムはスタート。キャメオ「Rigor Morits」をサンプリングした「Feelin' Alright」、ロイ・エアーズ「Life Is Just A Moment」、パーラメント「Flash Light」使いの「Sunshine」、パーラメント「Give Up The Funk」をサンプリングした「What U Waitin' 4?」、ザップ「Dance Floor」ベタ敷きの「U Make Me Sweat」、ファットバック・バンド「Let The Drums Speak」使いの「Acknowledge Your Own History」と、サンプルネタから分かる通りアルバム前半はファンキーなグルーヴで攻める。
アルバム中盤からはアフロなテイストも注入。アース「Moment Of Truth」をサンプリングしたアフロ/トライバルな「Good Newz Comin'」、不穏なムード漂う「Done By The Foeces Of Nature」、アヴェレイジ・ホワイト・バンド「School Boy Crush」をサンプリングした「Beeds On A String」、ブラックバーズ「Blackbayrds' Theme」使いの「Tribe Vibes」、へヴィーなグルーヴが渦巻く「J.Beez Comin' Through」など、ほとんどサンプリングだけで作られたトラックとは思えないアフロ・ファンク・テイスト。黒人女性を湛えるスムーズな「Black Woman」、ギター・サンプルがファンキーな「In Dayz 2 Come」、デ・ラ・ソウル、Qティップ、モニー・ラヴとマイクを回すポッセ・カット「Doin' Our Own Dang」、ジャジーな「Kool Accordin' 2 A Jungle Brother」など、全曲カッコいい。