promise of love
The Promise Of Love / Delegation
 Shadybrook '77 

トゥルース『Coming Home』やジャッキー・ボーイ&バッド・バンチ『I've Been Watching You』などブラインド・ジャケは数あれど、なかでも最も広く知られた作品と思われるのが、UKの3人組ヴォーカル・グループ、デレゲーションの1stアルバム『The Promise Of Love』。

プロデュースはUKソウル・シーンの名匠ケン・ゴールド。さらに、全10曲中7曲の作曲をゴールドとミッキー・デンの黄金コンビが手がけている。2ndアルバム『Eau De Vie』以降の作品もこの体制で制作されていくことになる。
フィリー風のダンス・ナンバーやディスコ調など、やはり同時期のUSソウル・シーンを見据えたようなつくりだが、デン&ゴールドのペンによる楽曲の良さもあり、聴きやすく楽しめる作品になっている。

なかでも白眉は、このグループの代名詞的1曲でもあるメロウ・ソウル・クラシック「Oh Honey」だろう。蕩けそうにメロウでスウィート、ほの温かくドリーミーなミディアム・チューンで極上の気持ちよさ。
アルバムの他の曲では、優美なストリングス・アレンジが映えるフィリー・ソウル調のダンス・ナンバーが充実。アルバム・タイトル曲の「The Promise Of Love」をはじめ、「You've Been Doing Me Wrong」「Let Me Take You To The Sun」「Someone Oughta Write A Song(About You Baby)」など、このタイプの曲は良曲目白押し。なかでも「Where Is The Love(We Used To Know)」はグレイトな爽快メロウ・フィリー・ダンサーで堪らない。
「Back Door Love」や「Soul Trippin'」あたりになるとディスコ色強めではあるが、UKのグループらしいセンスのよさを感じさせる。切なさ滲むバラードの「Mr. Heartbreak」は青臭さに胸が締めつけられる。