sunfire
Sunfire
 Warner Bros '82 

レジー・ルーカスが結成した3人組のグループ、サンファイアの唯一のアルバム。ルーカス以外のメンバーは、ヴォーカルのローランド・スミスとドラムスのレイモンド・カルホーンだが、盟友ジェイムス・エムトゥーメイの他、マーカス・ミラー、アンソニー・ジャクソン、ディーン・ギャントらニューヨークの腕利きミュージシャンらがバックアップ。エムトゥーメイ&ルーカスらしいブライトなニューヨーク・サウンド満載の快作に仕上がっている。
アルバムはオープナーの「Shake Your Body」から、いかにもなシンセが響くアーバン・ファンクで快調にスタート。続く「Step In The Light」は爽快にクルーズするモダン・ファンク・ダンサーの傑作。ローランド・スミスの伸びやかなヴォーカルもいい。「Keep Rockin' My Love」も同系統のファンク・ダンサーで、アルバムの中核を成すこの3曲は80年代ニューヨーク産ファンクの精髄と言ってもいいぐらいの出来。「Feet」「Sexy Lady」といった重心低く構えたへヴィー・ファンク・チューンもまずまず。バラードの「Givin' Away My Heart」「Millionaire」はローランド・スミスの切ないヴォーカルがグッとくる。メロウ・ミディアム・フローターの「Young,Free And Single」も人気の一曲。
再発盤CDには83年のシングルB面曲「Never Too Late For Your Lovin'」を追加収録。これがよりエレクトリックな質感を強めたソリッドなダンス・トラックでなかなかの出来。