livin high off the goodness of your love
Livin' High Off The Goodness Of Your Love / Barrino Brothers
 Invictus '73 

デトロイトの4人組ヴォーカル・グループ、バリノ・ブラザーズの唯一のアルバム『Livin' High Off The Goodness Of Your Love』。
ホランド=ドジャー=ホランド主宰のインヴィクタスからリリースされた本作は、ゴリッとした硬質なデトロイト・サウンドと、黒汁滴る武骨でソウルフルなヴォーカルがガッチリ噛み合った超絶名盤。曲も粒揃いで聴き応え有り過ぎ。
オープニングの「I Had It All」から素晴らしいミディアムのノーザン・ソウルで一気に引き込まれる。「It Doesn't Have To Be That Way」 は荘厳なアレンジをバックに重厚なハーモニーを聴かせる骨太でスィートなバラード。哀愁滲む泣きのスロウ「Rain」、グルーヴィーなデトロイト・ビートに乗って勢いよく歌われる「Try It,You'll Like It」,、ディープな疾走感を伴う「I Can't Believe You're Gone」、パーカッションとワウ・ギターのファンキーな黒いグルーヴに乗って歌い飛ばすタイトル曲「Livin' High Off The Goodness Of Your Love」、リード&コーラスのモノ凄い歌力に打ちのめされるスロウ「When Love Was A Child」、軽やかなミディアム「Well Worth Waiting For Your Love」など、名曲名唱ばかり。
現行CDには6曲のボーナス・トラックが追加されているが、うち3曲はアルバム収録曲のシングル・ヴァージョン等で、残り3曲はアルバム未収録曲。ノーザン・ビートが躍動するアップ「Trapped In A Love」、ゴリゴリのデトロイト・サウンドの「I Shall Not Be Moved」、パーカッシヴなニュー・ソウル調「Born On The Wild」と、いずれも良い出来。