pure cane sugar
Pure Cane Sugar / Sugarman 3 & Co.
 Daptone '02 

ダップトーン・レーベルを主宰するサックス奏者ニール・シュガーマンに、ドラムスとオルガンを加えたトリオ、シュガーマン・スリー。
3作目にあたる本作『Pure Cane Sugar』は、ギターやホーン・セクションも加わり、JBやミーターズの他、70年前後のソウル・ジャズ系を思わせるコッテリと脂ぎった黒光りファンク/ジャズ・ファンク・サウンドで楽しませてくれる。どちらかと言うと、ヨーロッパ辺りの現行ディープ・ファンク・バンドがどこかお洒落なヴィンテージ感を漂わせているのに対し、彼らの音は煤けて汚れたイナタいファンクといった感じで、70年代のファンク/レア・グルーヴと続けて聴いても違和感を感じさせない。本作では数曲でヴォーカルを入れ、また1曲だけだがバーナード・パーディーが参加している。
ダーティーなグルーヴ渦巻くファンク・チューン「Funky So-And-So」、チャールズ・ブラッドリーのヴォーカルをフィーチャーしたJBスタイルのファンキー・ソウル「Take It As It Come」、泥臭くウネるミッド・ファンク「Pure Cane」、元祖JBフォロワー、リー・フィールズが熱いソウル・シンギング&シャウトを聴かせるファンキー・ソウル「Shot Down」、パーディー・シャッフル炸裂のレイジーなソウル・ジャズ「Modern Jive」、女性シンガーを起用した勢いのあるシスター・ファンク「Promised Land」、パーカッシヴなジャズ・ファンク「Bosco's Blues」、ブレイクで打ちまくるドラムスがファンキーな「Country Girl」、鄙びたオルガンがイカすジャズ・ファンク「Honey Wagon」、ルーズなアフロ/ラテン・ファンク「La Culebra」、レイド・バックしたスロー・ファンク「Down To It」と、全曲が真っ黒なグルーヴに塗れている。