flying funk
Flying Funk
 RCA '03 

サブ・タイトルに、"Ultra Heavy Funk And Rare Grooves From Flying Dutchman Bluebird And RCA"とあるように、フライング・ダッチマンを中心にRCA音源からファンク/ジャズ・ファンク曲を集めたコンピレーション。同じシリーズで出た『Flying Groove』が、どちらかと言うとジャズ・グルーヴ寄りなのに対し、この『Flying Funk』はよりファンクが前面に出た内容。ウルトラ・ヘヴィーかどうかはともかく、カッコいいファンク/ジャズ・ファンク/レア・グルーヴが楽しめる好編集盤になっている。
ジミー・キャスター・バンチ「It's Just Begun」、ウェルドン・アーヴィン「We Gettin' Down」、ロニー・リストン・スミス「Expansions」「A Chance For Peace」、ギル・スコット・ヘロン「Home Is Where The Hatred Is」といった定番レア・グルーヴ/ジャズ・ファンク・クラシックは流石のカッコよさ。ニーナ・シモンによるアレサ・フランクリン「Save Me」とアイク&ティナ・ターナー「Funkier Than A Mosquito's Tweeter」のファンキーなカバー、凝った展開のニュー・バース「Got To Get A Knutt」に、その前身バンドとなるナイト・ライターズの臭みのあるミッド・ファンク「Afro Strut」、ファンキー・ジャズ・ロックのローディング・ゾーン「No More Tears」、エレピとパーカッションの絡みがクールなハロルド・アレキサンダー「Tite Rope」、ファンキーなソウル・ナンバーのリチャード・グルーヴ・ホームズ&ブレンダ・ジョーンズ「This Is The Me Me(Not The You You)」、ニュー・ソウル調グルーヴ・ナンバーのメイン・イングリディエント「Happiness Is Just Around The Bend」、ニュー・ソウル名曲2曲をメロウ・グルーヴィーにカバーしたバーナード・パーディー「What's Going On/Ain't No Sunshine When She's Gone」など、敷居は低いが懐は深い1枚。