fantastic voyage
Fantastic Voyage / Lakeside
 Solar '80 

全米随一のファンク・シティー、オハイオ州デイトン出身の大型ファンク・バンド、レイクサイド。
70年代後半から西海岸のレーベル、ソラーに籍を置きアルバムをリリースしているが、このバンドの最高傑作と言えば80年の本作『Fantastic Voyage』だろう。
オハイオのバンドらしく重厚なリズム・セクションを擁し、野太いグルーヴのへヴィー・ファンクを放り込んでくる。一方で、マーク・ウッドのバリトン・ヴォーカルと、オーティス・ストークスのファルセットを生かしたスロウ・ナンバーも完成度高く、この辺りにもオハイオ・プレイヤーズから続くこの地のファンク・バンドの伝統を思わせる。
まずは何と言っても大ヒット・ナンバー「Fantastic Voyage」。ぶっといファンク・ビートにストロング・スタイルのヴォーカル、更に集団ラップまで導入した文句なくカッコいいファンク・チューン。バンドの代表曲であるだけでなく、80年代ファンク屈指の1曲。他にも、ソリッドなギター・カッティングのファンク・ダンサー「Your Love Is On The One」、イカツいグルーヴの「Strung Out」と、ファンク・ナンバーは充実。ポップなダンス・チューン「Everyday Man」もイイ。
バラード曲は、マーク・ウッドの熱い力唱が鳥肌モノの「I Need You」、オーティス・ストークスがスウィートに歌い上げる「Say Yes」、ヴォーカル・グループ・スタイルの「I Love Everything You Do」と、こちらも相当な充実度。