Loving Explosion / The Eliminators
BRC '74
ノース・カロライナ出身の11人組バンド、エリミネイターズがブランズウィック傘下のBRCからリリースした唯一のアルバム『Loving Explosion』。
大所帯のバンドなれど、ゴリゴリのファンク・バンドではなく、ブランズウィックのレーベル・カラーを反映したシカゴ・テイストのグルーヴィーなソウル/レア・グルーヴ・サウンドが持ち味。
アルバムは「Tighten' Up」風の多幸感溢れるグルーヴィーなシカゴ・ソウルのタイトル曲「Loving Explosion」で幕を開ける。ファンキーな「Get Satisfied」、ドラマティックなホーン・アレンジの「Love Your Woman」、クール&ザ・ギャングの同名曲とは別曲だが、クール風のストリート・ファンク「Give It Up」、まったりしたスロウ「Try,Try,Try」、グルーヴィーな「Blood Donors Needs(Give All You Can)」、シカゴ・マナーのグループ・バラード「Taking Love,And Making Love」、ジャズ・ファンク調の「Get Satisfied(Part 2)」、勢いのあるファンク・チューンの「Loose Hips」、アーシーなミッド・ファンク「Rump Bump」など、佳曲揃いの好盤。
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