fanny brown
Fanny Brown / Don Thompson
 Brunswick '77 

ドン・トンプソンなるドラマーがシカゴのブランズウィックからリリースしたファンク/レア・グルーヴ人気盤。
この人の経歴などはよく知らないのだが、おそらく唯一のリーダー作である本作は、リラックスした風情の耳馴染みのいいファンク/ソウル・アルバムの好盤。主役のトンプソンはドラムの他、ヴォーカルや作曲、プロデュースも手掛ける多才ぶり。ドラマーのアルバムだけあってグルーヴ感たっぷりだが、シンセも多用したサウンドは曲によってはディスコ寄り。
アルバム1曲目のタイトル曲「Fanny Brown」から、ファットなドラムスがユルいグルーヴを牽引するファンク・チューンで楽しめる。グルーヴィーなミッド・ファンク「Please Don't Make Yourself At Home」「Just Plain' Funk」、ドラムスとベースが深いタメの効いたグルーヴを繰り出し、ホーン・セクションが華を添えるパーティー・ファンク「Hang Loose」あたりもなかなかカッコいい。
煌びやかなディスコ・ナンバーの「Lovin' To The Bone」「Night Ladies」、アーバンでラグジュアリーなムードのジャジー・スロウ「I'm No Good Without You」なんかも悪くない。