defunkt
Defunkt
 Hannibal '80 

ファンクを軸にジャズやロックも飲み込んだ硬質なグルーヴを繰り出すへヴィー・ファンク・バンド、デファンクトの1stルバム。
アヴァンギャルドなジャズっぽい要素やロック的な性急なノリの強さから、やや取っ付きにくい印象もあるバンドだが、鋼のグルーヴに終始貫かれた黒く太いファンクは、ファンク好きなら聴いて損はないハズ。
ハイ・テンションなジャズ・ロック・ファンクな「Make Them Dance」、執拗なギター・カッティングが効いたファンク・チューン「Strangling Me With Your Love」、シック「Good Times」のベース・ラインとギター・カッティングをそのまま拝借したようなタイトなファンク「In The Good Times」、ブルージーなギターが楽しいファンク・ナンバー「Blues」、クールに抑制しながら熱くウネるゴリゴリのへヴィー・ファンク「Defunkt」、何故か2ndアルバムのタイトルに流用される、JB「Cold Sweat」のホーン・アレンジを取り入れたファンク・ナンバー「Thermonuclear Sweat」、トライバルな雰囲気も漂わせるハード・ファンク「Melvin's Tune」、アッパーな「We All Dance Together」と、イカツいファンクを連発。
ライコディスクから出ている2ndアルバムとセットになった再発盤2CDには、ボーナス・トラックを4曲収録。シングル曲の「Razor's Edge」の12インチ・ヴァージョンは、グルーヴィーでなかなかカッコいいミッド・ファンク。他はライヴ音源で、いずれもライヴ・バンドとしての力量を見せつける熱演。