doin it right
Doin' It Right / Mike Kirkland
 Bryan '73 

1stアルバム『Hang On In There』が裏ニュー・ソウル名盤として名高いマイク・ジェームス・カークランドが、名前をマイク・カークランドと短く改めてリリースした2ndアルバムが本作『Doin' It Right』。
ラヴ・ソング主体の本作は、『Hang On In There』ほどの緊張感や時代の空気を孕んだ作品ではないが、本作もニュー・ソウル的なムードが充満する好盤。1st同様にジェイムス・ギャドソン、アル・マッケイ、レイ・ジャクソンといったワッツ103rdストリート・リズム・バンドの面々がバックアップし、極上の西海岸グルーヴィー・ソウルを聴かせてくれる。

オープナーの「Got To Do It Right」はワウ・ギターがウネウネと絡むグルーヴィーなニュー・ソウル・ナンバー。キャロル・キング「It's Too Late」や、アレサ・フランクリンで有名な「O Me O My (I'm A Fool For You Baby)」といったカバー曲でのメロウな仕立ても気持ちいい。「You Put It On My Mind」もメロウでムーディーなミディアム・スロウで、マイクの濡れた喉も官能的。

アルバム・タイトル曲「Doin' It Right」はイナタいズンドコ・リズムをバックに男女のやり取りが繰り広げられる。温かなグルーヴに乗って軽快に歌われるミディアム「Love Is All We Need」、メロウかつファンキーなノーザン・ソウル「Love Insurance」、ラストの「The Only Change」はユルめのファンキー・グルーヴが心地よいミディアム。