gap band 3
Ⅲ / The Gap Band
 Mercury '80 

オクラホマ出身のウィルソン3兄弟によるファンク・バンド、ギャップ・バンドの通算5作目で、マーキュリーからの3枚目のアルバム。
へヴィーで踊れるファンクと、メロウでエロいバラードの2本立てで80年代前半に人気を博したバンドで、チャーリー・ウィルソンのヴォーカル・スタイルはガイのアーロン・ホールをはじめ、90年代の男性R&Bシンガーに影響を及ぼしもした。本作は次作『Ⅳ』と並んで、彼らの代表作と言えるアルバム。
ファンク・ナンバーでは、後期ファンカデリック、もっと具体的に言えば「(Not Just)Knee Deep」からの影響が大きいようで、車のエンジン音から始まりジワジワと焚き付ける「Burn Rubber On Me(Why You Wanna Hurt Me)」や、重いシンセ・ベースと軽快なギター・カッティングの「Humpin'」、アッパーな「Gash Gash Gash」あたりはPファンクの影がチラつくカッコいいへヴィー・ファンク。その他、軽快に疾走するダンサブルなファンク「When I Look In Your Eyes」もイイ感じ。アース「Sing A Song」にしか聴こえない「Are You Living」はどうかと思うが。
バラード曲では、メロウなスロウ・ジャム「Yearning For Your Love」がやはりイイ。「Sweet Caroline」はあの曲とは同名異曲だが、何となく似た雰囲気。