t connection
T-Connection
 Parlophone '78 

バハマはナッソー出身の6人組ファンク・バンド、T-コネクション。
ナッソーとは言っても、時は既に70年代末、ビギニング・オブ・ジ・エンドのような土地柄が強烈に臭うファンクではなく、アース・フォロワー的な中庸なファンク・バンドといった感じで、このバンドならではのカラーといったものは希薄。
とは言え、本作などはかなり充実していて、この時代のファンクが好きなら決して聴き逃せない良作。
冒頭の「Funkannection」がPファンクの影響も窺えるルーズなミッド・ファンクでなかなかの出来。曲の終盤にはグッとへヴィーなノリを剝き出しにしてガンガン揺さぶってくる。ミッド・テンポでじっくりグルーヴする「Coming Back For More」、臭みたっぷりのナスティー・ファンク「Funky Lady」、リズム隊がゴリゴリと押し込んでくるミッド・ファンク「Don't Stop The Music」と、アルバム前半はミドル・テンポで腰の入ったファンクを聴かせてくれる。
アルバム後半はディスコ対応型のラインナップで、「Saturday Night」「At Midnight」といったストリングスを導入したダンス・ファンク、アース調のディスコ・ファンク「Midnight Train」、これもアースっぽいメロウ・ミディアム「Love Supreme」と、アルバム前半の骨っぽいファンクには劣るが、これはこれで悪くない出来。