maybe tomorrow
Maybe Tomorrow / Jackson 5
  Motown ’71 

ジャクソン5の4thアルバム『Maybe Tomorrow』。
デビュー以来快進撃を続けたジャクソン5も、本作をリリースする頃になると、ヒットの規模もやや縮小し落ち着いてきた。本作も、デビュー作から続くザ・コーポレーションとの制作体制を敷いているが、可愛くて元気なグループ・イメージに沿ったバブルガム・ポップな楽曲は少なくなり、マイケルの成長とともに少しづつ大人っぽい雰囲気のものへと変わっていった過渡期にあたる作品と言えそう。
オープニングのタイトル曲「Maybe Tomorrow」は、やや大人びたマイケルのヴォーカルが熱いバラードの名曲。そして決定的な名曲がもうひとつ、「Never Can Say Goodbye」。数多のカバーを生んだ代表曲のひとつだが、ここでのマイケルの歌唱に勝るものはない。ジャーメインがリードの甘酸っぱく切ない「She's Good」もグッと来る。「The Wall」「(We've Got)Blue Skies」といった曲でもシンガー、マイケルの成長を感じさせる。
ポップに弾けるアップ・ナンバーでは、ファンキーな「My Little Baby」や「Honey Chile」もイイが、グルーヴィーな疾走感を伴った「It's Great To Be Here」にトドメを刺す。