alagbon close
Alagbon Close / Fela Ransome Kuti & Africa 70
 Jofabro '74 

フェラ・クティの74年作『Alagbon Close』。
70年代中期は、フェラが傑作を連発しまくった時期だが、本作もまた大傑作。個人的には、『Expensive Shit』『Kalakuta Show』や『Ikoyi Blindness』、『Na Poi』あたりと並んで最も好きな作品。
収録は例によって全2曲。タイトル曲の「Alagbon Close」がモノ凄い。トニー・アレンのドラムスと土着的なパーカッションがリズムを刻み、ギターは延々とリフを垂れ流し、壊れたような音色のオルガンをフリーキーに奏で、分厚いホーン・セクションが噴き上がる。疾走するグルーヴに乗ってフェラがアジる、いつもの展開と言えばその通りだが、コレがカッコいいんだから堪らない。
もう1曲の「I No Get Eye For Back」も素晴らしい。ステディーなグルーヴを繰り出すドラムスが聴きどころで、ギターはいつもどおりユルくリフを刻み続け、スティール・パンのような音色の鍵盤がクール。