head to the sky
Head To The Sky / Earth, Wind & Fire
 Columbia '73 

アース・ウィンド&ファイアの通算4作目のアルバム『Head To The Sky』。
ワーナーから2枚のアルバムをリリースした後、レーベル移籍&大幅なメンバー・チェンジを経た心機一転の前作『Last Days And Time』で、ようやく後の成功への糸口を掴んだモーリス・ホワイトは、続く本作でも更なるバンド改革を断行。メンバー2人が入れ替わり、ここからアル・マッケイ、アンドリュー・ウールフォークが参加。全盛期のメンバーがほぼ出揃った。ファンク/ソウル/ジャズ/ラテン/アフリカのゴッタ煮から洗練へと向かう途上のサウンドで、前作よりはこなれているが、まだまだ角が立ったゴツゴツした質感を残すグルーヴが美味。特に本作では、ラテン/ブラジリアンなムードが強めの印象で、レア・グルーヴ的にも楽しめるアルバム。
カリンバ入りのラテン・グルーヴなファンク「Evil」、レイジーなシタールの音色がフィリーっぽさも醸すミディアム・スロウ「Keep Your Head To The Sky」、臭みたっぷりの粘っこいファンク「Build Your Nest」、ピアノが印象的なバラード「The World's A Masquerade」、ファンキーなラテン・ロック調の「Clover」、エドゥ・ロボのカバーとなるブラジリアン・フュージョン大作「Zanzibar」と、好曲揃いの力作。