miss thing
Miss Thing / Grupo Oz
 Raff '72 

メキシコのファンク・バンド、グルーポ・オズの唯一のアルバム『Miss Thing』。
ラテン・ファンク/レア・グルーヴ名盤としてその筋では評価の高い作品だが、確かにコレはファンク・アルバムとしてかなりのモノ。分厚いホーン・セクションを擁した、土煙舞うような埃っぽく乾いたファンク・サウンドは、地理的に近いためかベイエリアやテキサスあたりのファンクとの親和性も高く、こういうのは個人的には大好物。
ドラムスとベースが繰り出すタイトなファンク・グルーヴに、ルーズに絡むワウ・ギター、分厚いホーン・セクションが最高なラテン・ファンク「Miss Thing」で、アルバム初っ端からブッ飛ばされる。ロウでダーティーにウネる泥臭いディープ・ファンク・チューン「Sneak」、直線的なビートにホーン・セクションが走るインスト・ファンク「Oz Machine」 イナタいメロウネスと汗臭いヴォーカルがイカす「A New Day」、ワウ・ギターとホーン・セクションがグルーヴィーなチカーノ・ファンク「Fly」、「Robin's Song」は清涼感のあるミディアム・スロウだが、リズム・セクションはしっかりグルーヴしている。
ワウ・ギターがグシャグシャと蠢くミッド・ファンク「A.C.G. Groove」ベースがドロドロとドス黒くウネる「Blues Woman」、哀愁スロウの「Black Woman」、アイズレー・ブラザーズ「Work To Do」の熱血メキシカン・ファンク・カバー「We Got Work To Do」、ラストはイナタ気持ちいいメロウ・ラテン・ソウル「Crazy Suavecito」。