funk n roll
Funk 'N' Roll A Collection Of 70's Rare Funky Trips
 Future 

フランスのレーベルからリリースされたファンク/レア・グルーヴ・コンピレーション。
どうにも冴えないジャケット・デザインで大分損しているが、有名曲からレアなブツまでカッコいい曲ばかりを収めた優秀コンピ。音質にやや難が有るのに目を瞑れば、なかなか楽しめる1枚。
ナイト・ライターズのレア・グルーヴ・クラシック「K-Jee」でスタート。分厚いホーン・セクションがカッ飛ばすブラザーズ「Funky Paella」、ブレイク・ビーツ・クラシックのインクレディブル・ボンゴ・バンド「Bongo Rock」、ニューオリンズ的なミッド・ファンクのチャック・コーニッシュ「Ali Funky Thing」、ファンク・ブラザーズのタンバリン奏者、ジャック・アシュフォードのイカしたパーティー・ファンク・チューン「Do The Choo-Choo」、巨漢ファンカー、ベイビー・ヒューイのハードなレア・グルーヴ・チューン「Listen To Me」、まったりバンプするグラウンド・ホッグ「Bumpin Part 2」、ディッファレント・バッグ「Track Down」は、ややサイケなファンク・ナンバー。
ワウ・ギターがウゴウゴと蠢くディスコ・ファンクのアルヴィン・キャッシュ「Doing The Feeling」、ラフでダーティーなファンクのフギ「Mary Don't Take Me On Bad Trip」、クールでサイケなギターを垂れ流すドン・ピアース「Spook-A-Delic」、レア・グルーヴ/ガラージ・クラシックのL.T.G.エクスチェンジ「Waterbed Part 2」、甘茶ヴォーカル・グループ、ダイナミックスのファンキーな一発「Funkey Key」、イナタくも熱いファンクのサウンド・エクスペリエンス「Don't Fight The Feeling」、ヘン声が強烈な印象を残すチュブコス「Boogie The Devil In」、一筋縄では行かない展開がジュニーらしい「Super Groupie」、ラストはメロウでファンキーなグルーヴ・チューンのサー・ジョー・クォーターマン&フリー・ソウル「Seems To Me」。