cherries bananas and other fine things
Cherries, Bananas & Other Fine Things / Jeannie Reynolds
 Casablanca '76 

ドラマティックスのL.J.レイノルズの姉、ジェニー・レイノルズの1stアルバム。
血筋の確かさを思わせる実力十分のシンガーで、グッと抑えて濃密に情感を込めて歌うスタイルは、ソウルフルでなかなか聴かせる。ドン・デイヴィスをメインのプロデューサーに据え、ブーツィー・コリンズ、バーニー・ウォーレル、ゲイリー・シャイダー、コーデル・ブギー・モッソン、グレン・ゴインズらPファンク勢が参加しているのもポイント。
アルバム・オープニングの気持ちよくグルーヴするミディアム・ナンバー「The Fruit Song」がやはり秀逸。溌剌としたノーザン「Hit And Run」、ファンキーな「Unyielding」、メロウなミディアム・スロウ「The Feelin' Ain't There」、カッチリしたファンク・ナンバー「I've Still Got My Pride」、ウネるグルーヴを乗りこなすミドル「You Want To Get Your Hands On A Woman」、「Look What Love Has Done To Me Ma」「I'm Lonely」といったバラード、ゴリッとしたパーティー・ファンクの「I Come Here To Party」まで、充実した内容の好盤。
現行の再発CDは、ボーナス・トラックとしてシングル・オンリーを4曲追加収録。「The Fruit Song」タイプのグルーヴィー・ミディアム「The Phone's Been Jumping All Day」、気持ちいいメロウ・ソウルの「Unwanted Company」、リズミカルに弾むアップ・ナンバー「Lay Some Lovin' On Me」、スロウの「Love Don't Come Easy For Me Now」と佳曲揃い。
続く2ndアルバム『One Wish』も良作だが、その後自ら命を絶ってしまったのは残念。